お知らせ

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2025年07月05日

1. 資金計画の策定

売却査定:売却予定の不動産の市場価格を把握。不動産会社に査定依頼し、相場感をつかむ。

ローン残債の確認:現在の住宅ローン残債を調べ、繰上返済手数料や返済シミュレーションを実施。

自己資金と借入可能額:頭金として用意できる自己資金、金融機関から借入可能な額を明確にしておく。

 

2. タイミングとスケジュール管理

同時進行か段階的か

同時進行:売り先行で買い先行ローン特約を活用。購入前に売却を確定させる

段階的:先に購入、後で売却。ただし二重ローン負担のリスクあり

ローン特約(買換え特約):売却できなかった場合に契約を解除できる期間を設定。買い替えリスクを低減。

 

3. 税務・税金対策

譲渡所得税:居住用財産の特例(3,000万円控除など)の適用条件を確認

登録免許税・不動産取得税:新居取得時に発生する税金額の試算

買換え特例:一定要件を満たせば「譲渡損失の繰越控除」や「取得費加算」の特例が利用可能

 

4. 仲介業者・専門家の選定

信頼できる不動産会社選び:媒介契約の種類(一般媒介・専任媒介・専属専任媒介)を理解

税理士・司法書士・住宅ローンアドバイザー:節税対策や登記手続きでサポートを受ける

 

5. 契約・登記に関する手続き

売買契約の締結

手付金の授受

住宅ローン本申込

決済・引渡し

所有権移転登記(司法書士へ依頼)

抵当権抹消登記(売却旧物件のローン完済後)

 

6. 住まいの条件整理

立地・周辺環境:通勤・通学、生活利便施設、将来の土地利用計画

間取り・面積・築年数:自分のライフスタイル変化を見越した検討

将来の維持管理費用:修繕積立金や管理費、中古の場合は大規模修繕のタイミング

 

7. リスク管理・チェックポイント

瑕疵担保責任:中古住宅の場合、売主の責任範囲や保険(リフォーム瑕疵保険など)の利用を確認

住宅ローン金利の動向:固定 vs 変動金利のメリット・デメリット

引越し・仮住まいの手配:売却・購入のタイミングに応じた仮住まい費用を見込む

 

まとめ

不動産の買替えでは、「資金計画」「売却と購入のタイミング管理」「税務対策」「専門家選び」「契約・登記手続き」「住まいの条件整理」「リスク管理」の7つを総合的に検討することが重要です。

各ステップで「何を」「いつ」「いくらで」「誰に依頼するか」を明確にして、スムーズかつ安心な買替えを進めましょう。

 

もしさらに詳しいフローが必要でしたら、お気軽に 不動産業界歴26年、宅地建物取引士、リンクホーム(株)内田優介迄 ご相談ください!

お気軽にお入りください。